白髪染めと頭皮ケアはセットで考えるのがベストです。
白髪染めにも頭皮に負担があるカラー剤、負担の無いカラー剤とあります。
一般的に白髪染めで多く使用されるカラー剤は、多少なりとも頭皮への負担があります。
ヘアスタイルを装飾することができるのがカラーやパーマといった技術ですが、そういった薬剤にはどうしても頭皮への負担が伴います。
お肌の強い方もいれば、弱い方もいます。
また、お肌の状態もその時々で違ったりするものです。
美容師は、お客様のご希望のスタイルを理解し、頭皮環境を確認した上で薬剤選定を行います。
ただ、白髪染めでキレイに色持ち良く仕上げようと考えると、頭皮への負担はどうしても避けることができません。
アルカリの量もカラー剤によって変わってはきますが、ゼロでは無いのがほとんどです。
なぜなら、色持ち良くキレイに仕上げるためにはアルカリ成分は多少なりとも必要となるからです。
白髪染めの施術中に頭皮に刺激を感じる方もいます。個人差もあるので刺激の度合いは人それぞれです。
こういった刺激のほとんどは、頭皮がアルカリに反応して起こるものです。
色味もこだわらない、色持ちが悪くてもいいから白髪が目立たなくなれば良い。というのであれば、頭皮への負担をゼロにして白髪染めすることもできます。
しかしながら、白髪で悩む多くの方は色持ちや仕上がりも良い方がいいと考えます。
だからこそ、白髪染めを定期的にする場合は、頭皮ケアも大切に考えて欲しいです。
これは髪のことを大切にするためです。
頭皮環境を正常に保つことが頭皮の老化予防につながります。
髪は頭皮から生えてきます。頭皮環境が悪ければ健康的な髪が生えにくくなります。
老化現象の一種でもある白髪を予防するには、頭皮の老化現象を抑えることも大切です。
頭皮の老化が進めば生えてくる髪も変化してきます。
頭皮環境が整っていなければ、カラーやパーマといったヘアスタイルを装飾する施術をすることが困難となる場合もあります。
頭皮が荒れているのに頭皮に負担を掛ける施術をしては、髪にとっても良くないことで今後のスタイル提案にも繋がりません。
白髪染め(ヘアカラー)後の頭皮ケアで、髪や頭皮に残留しやすいアルカリ除去をすることも大切なことです。
アルカリ除去の方法は美容室によってもいろいろです。
専用のシャンプー剤や薬剤、ヘッドスパでの除去など。
この残留アルカリを除去することは、白髪染めの色持ちを良くしたり、頭皮への負担を残さないためにします。
説明されなければ気づかないことがほとんどかもしれませんが、基本的にはカラー施術の工程の中で行われているかと思います。
また、白髪染めをした時だけ必要なのが頭皮ケアというわけではありません。
美容師が洗うシャンプー技術とお客様が自宅で日常的に行うシャンプーには大きな差があります。
日々のシャンプーでしっかりと汚れが落とせていれば問題ないですが、ほとんどの場合がきちんと洗えてなく汚れが蓄積していることが多いものです。
毛穴に付着した過酸化脂質や汚れは、頭皮環境を悪化させ育毛機能が低下します。
毛穴が詰まるということは、毛髪が生えてくる出口が狭く小さくなるということです。
出口が狭く小さくなると、生えてくる髪は細くなりやすくなるということです。
自宅でお顔のスキンケアは手軽にできますが、自分で見えない頭皮のケアをするのは難しいものです。
頭皮ケアは、日々の生活習慣も大事ではありますが、美容室で月に1度くらいのペースでケアすることで、健康的な頭皮環境を維持しやすくなります。
健康的な頭皮は今後のヘアスタイルに繋がるものです。
白髪染めでキレイな仕上がりにすると同時に、頭皮ケアで頭皮環境を整えることも大切と考えてください。
19'01/31|カテゴリ:白髪染めに関するまとめ
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