白髪が気になって地毛に近いような色、黒やダークブラウンなどの暗い色で染めている髪を明るくするのは困難です。
できないわけではありませんが、普通に1度の施術で希望の明るさにはならない、と考えた方がいいでしょう。
暗めの白髪染めカラー剤には、白髪をしっかりと暗く染めるための染料が多く含まれています。
この暗めの染料は、髪の内部に定着しやすく色落ちしづらいのです。
逆にメリットとしては、白髪染めの色持ちが良いということになるのですが、これを明るくしようとするとデメリットとなるのです。
このような暗めの白髪染めを続けてきた髪を明るくする方法はいくつかありますが、髪の状態や今までの施術履歴、希望の仕上がりで変わってくるので、施術方法もいろいろです。
ブリーチ剤や脱染剤を使ったり、通常のカラー剤で対応したり、複数回の施術が必要になることがほとんどなのです。
また、その施術に伴って髪へのダメージも大きくなります。
特に自宅でのホームカラーで暗く染めた場合は、必ずしも色ムラなくキレイに仕上がるという保証もありません。
プロの美容師が施術した状態とは違います。
多くの場合は、染まっている部分もあれば染まっていない部分などもある、いわゆる色ムラのある状態となっています。
しかしながら、暗めに染めていると色ムラ自体は目で確認するのが難しいのです。
確認できないとなると、どこに染料が残っていてどこは染料が入っていない場所かということがわからないため、染めてみないことには色ムラの有無がわからないのです。
色ムラの修正には、やはり数回の施術が必要となることがほとんどです。
目で見て判断が難しい場合や、暗めのカラーを何度も繰り返している場合は、どの程度染料が残っているのかを目立たない場所の髪でテストすることもあります。
テスト結果で2〜3回の施術で明るくなりそうであればいいですが、あまりに染料が抜けづらい時には明るくするにしてもまた違った提案をさせていただく場合もあります。
なぜかというと、施術回数を重ねた結果、明るくもならずダメージだけが目立ってしまうと考えられるからです。
暗めに白髪染めしてきた髪は、明るく染め直していくのは簡単なことではありません。
必ず美容室で相談するべきです。
19'01/31|カテゴリ:白髪染めに関するまとめ
h.SHIPでは、「白髪をキレイに染める」「白髪予防のための頭皮ケア」「キレイな髪をキープする」などをコンセプトに、白髪カラーと各種ケアメニューをセットにすることで、白髪で悩むお客様の幅広いご要望にお応えできるようにしています。
白髪染めというのはファッションカラーとは違った難しさがあり、白髪と白髪染めの深い知識と技術力が必要になります。
h.SHIPでは常に新しい白髪染めのカラー剤やテクニックを研究し、現場でお客様のスタイルをよりキレイに出来るよう努力しています。
ヘアケアマイスターでおすすめのスタイリストが、お客様の髪の悩みに親身に向き合います。