白髪染めをご希望のお客様によく言われるのが「赤っぽくなるのがイヤ」ということ。
白髪染めをすると赤味を強く感じることから、こういったご希望が多くなるのかと思います。
下記画像は、ナチュラルブラウンで少し明るめに白髪染めした状態です。
ちょっとわかりづらいですが、ブラウンでも赤っぽく染まっています。
では、なぜ白髪染めは赤っぽくなりやすいのかというと、
白髪をしっかり染めようとすると赤味が出やすいからなのです。
少し難しい話になるかもしれませんが、
白髪を染めるためのカラー剤(白髪染め)にはブラウン染料が多く入っています。
黒髪を染めるためのファッションカラー剤(おしゃれ染め)にはブラウン染料は少なく、色味が多く入っています。
本来、ほとんどの日本人の髪には赤いメラニン色素が詰まっています。この赤味のメラニン色素が髪を黒色にしています。
対して白髪はというと、メラニン色素を持たない無色の髪です。
【白髪をしっかり染める=黒髪に近づける】という前提条件のもと、白髪染めカラー剤の染料は構成されていることが多いです。
白髪を染めるために黒髪に近い色味の染料が必要ということ。
黒髪に近い色素とは赤味を持った色素。
そのため、通常白髪染めカラー剤には赤味を持ったブラウン染料が多く含まれていることが多いのです。
このように白髪染めカラー剤の性質上、白髪染めをすると赤っぽい仕上がりになりやすいのです。
とはいえ、赤く染まるわけではなく自然な赤味を感じる仕上がりと言えます。
19'01/31|カテゴリ:白髪染めに関するまとめ
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